高価買取の王道！限定販売のトミカ

トミカの中で特に高価買取が期待できるのは、やはり限定販売されたミニカーです。

数量限定で販売されていたり、当選品として提供されるトミカのミニカーは、中古市場でも流通量が少ないため希少価値が高く、高価買取になりやすいミニカーです。

日本の自動車メーカー3社によるレース・フォーミュラチャレンジ・ジャパン（F.C.J）の限定品である「1/60フェラーリテスタロッサ」や、5016個限定で販売された「1/43 EBBRO トミカスカイラインシルエット1982」などが代表的ですが、50年近い歴史を持つトミカは数々の限定ミニカーを販売してきたため、高価買取になりやすいラインナップは割と多くあります。

また、東京ディズニーリゾートやディズニーストアで限定販売された特別仕様車、トミカが自社で行うキャンペーン特典のミニカー、アニバーサリー限定販売品、コンビニ限定品なども高価買取になる事が多いと言われています。

セット販売品のトミカも高く売れる

トミカは単品のミニカー販売だけでなく、複数台セットになった商品も多く販売しています。

セット販売品は全車種揃っていることが前提ですが、元値が高いこともあり、高価買取になりやすいミニカーの1つです。

中でも、様々な車種が20種類がセットになった「トミカくじシリーズ」は、毎回コレクションのラインナップが異なり、どれも高く売れる可能性があります。

台数の少ないセット品でも、7台セットの「レジャーカーセット」、漫画とコラボした「コミックトミカシリーズ」、ディズニー作品とのコラボコレクションなどのトミカも高価買取になりやすくなっています。

意外と見逃せないレトロトミカ

ミニカーの買取査定では、綺麗な状態の方が査定額が高くなるため、比較的新しいラインナップの方が高く売れる印象がありますが、実は昔販売されたトミカの中には名作も多くあります。

トミカは子供だけでなく大人にも人気があり、コレクターにとっては古いミニカーでも価値があるため、レトロなトミカも高価買取になる可能性があります。

「トヨタ2000GT」「スカイラインRSスーパーシルエット」「日野バルクトレーラー」「童夢－零」「ウィリアムズホンダF-1 #5」「トヨタセンチュリー」など、限定品といった特別なラインナップでないミニカーでも高価買取が狙えます。

中には1台10,000円前後で取引される場合もありますので、昔からトミカを集めていたという方は是非査定に出してみましょう。

持っていればレアな特注トミカ

特注トミカとは、企業などが特別に作ったトミカのことで、新車販売やイベント開催時などに作製されます。

市販されていないトミカなので、入手すること自体が難しく、中古ミニカー業界でもコレクターから人気があるため、もし持っている場合は高く売れる可能性があります。

ジャスコ、イオン、伊勢丹などの有名企業や、日産、ホンダ、MKバス、東急バスといった車関係、II ADO COMPANY、イケダ、トイズドリームプロジェクトなどの玩具メーカー・販売店系が多いですが、中には春華堂（菓子店）やキャノン（印刷）、JRA（競馬）、静岡県立総合病院、ディズニーストアなど異業種の特注品も存在します。