オークションやフリマを使うとトラブルになることも！？

ミニカーを売却する際に、お店を利用するのではなくネットオークションやフリマアプリを使おうと思っている方もいるでしょう。

たしかにスマホやPCがあれば簡単に出品できるうえに、販売価格を自身で設定できるので損が無いように思えます。

しかし、ミニカーの価値が分かる人でないとそもそも購入してくれない他、偽物であることを疑って購入に踏み切れない人も少なくありません。

そのため、なかなか購入者が現れずに、意外と現金化までに時間がかかるのです。

売買が成立した後も、「写真より状態が悪かった」「返金してほしい」などクレームをつけてくる人もいるため、トラブルに発展するケースもあります。

さらに、高値で売れたとしても、販売手数料や会員費、送料などが引かれてしまうため、結局手元に入って来る代金が少なくなってしまうのも、フリマやネットオークションの残念な点です。

オモチャの専門査定士が在籍している

ミニカーを買取に出す場合、リサイクルショップに持ち込むよりも、オモチャを扱っているネットの買取店を利用するのがオススメです。

総合リサイクルショップには、オモチャを専門とする査定士が在籍していないことがほとんどのため、たとえ人気のミニカーやプレミア付のオモチャを持ち込んだとしても、価値を評価してもらえず、安値で買い取られてしまいます。

一方で、ネットの買取店を利用すれば、送った商品を査定するのは専門の査定士のため、ミニカーが持つ価値を正当に評価してもらえるのです。

また、多少状態の悪いミニカーでも、ジャンク品扱いせずに値段を付けて買取してくれる可能性が高いのも魅力となっています。

さらに、実店舗と異なりネットを窓口とする無店舗経営の買取店は、人件費やテナント費を節約できるため、浮いたコストを商品の買取価格に還元してくれる場合が多いのです。

もし処分目的だけでなく、買取価格にもこだわるならネットの買取店で査定を受けるようにしましょう。

付属品はミニカーと一緒に査定へ

ミニカーを売る場合は、種類問わずに購入時に付いてきた付属品は本体と一緒に査定に出すようにしましょう。

付属品が揃っているほど査定額は上がりやすくなるので、プラス査定が期待できます。

ミニカーが入っていた箱やケースはもちろん、付属のシールや冊子、カタログなどが揃っていることも重要な査定ポイントです。

付属品が欠けていても買取してもらえる場合はありますが、まだ処分していないならできるだけミニカーと一緒に査定に送るようにしてください

また、付属品のコンディションも評価されるので、箱や説明書、シールなどは日頃から綺麗な状態で保管するように心掛けるのが懸命です。

査定前のお手入れは大切

ケースなどに保管せずにミニカーを飾っていたり、鑑賞用ではなくオモチャとして扱っている場合、ミニカーが汚れてしまっている可能性が高いです。

ミニカーのデザインや元値なども買取金額を決めるうえで大きく関わりますが、商品の状態も査定額を決めるうえでのポイントになります。

当然汚れてしまったミニカーよりは、綺麗な状態の物の方が高値が付きやすいので、査定前にお手入れをすることは有効です。

ボディに積もったホコリを掃ったり、タイヤにはさまったホコリを取り除くだけでも査定時の印象は良くなります。

ただし、ボディの傷や剥げを修復しようと、手を加えて状態を悪化させてしまった場合、査定額が下がる恐れもあるので、自分のできる範囲でお手入れすることが重要です。

発送時の梱包も丁寧に

宅配買取を利用してミニカーを売却する場合、ダンボール箱の中に商品を適当に詰めたのでは、郵送中の揺れや衝撃などでミニカーが破損してしまうこともあり得ます。

郵送中に状態が悪くなってしまった場合、当然査定額にも影響が出てしまうため、ミニカーが傷付かないように丁寧に梱包することが大切です。

もしも箱のない状態のミニカーを査定に送るなら、剥き身の状態でダンボール箱に入れるのではなく、必ず緩衝材（プチプチ）で包んでから梱包するようにしましょう。

化粧箱に入った状態のミニカーを送る場合でも、商品の綺麗な状態を保つために緩衝材で包むのは有効です。

また、商品とダンボール箱の間に隙間が空いてしまうようなら、丸めた新聞紙などを詰めてミニカーが動きにくいようにするのも良いでしょう。

ミニカーの情報は正確に伝える

万が一化粧箱がない状態でミニカーを査定に出すなら、ミニカーの情報が分かるメモを同梱しておいた方が良いでしょう。

箱がなくても、メーカーや車種などを調べて査定は行われますが、通常より査定に時間がかかってしまう可能性があるので、メモなどを添えてあげると親切です。

メモには、メーカーや商品名、車種、年式など分かる範囲の情報を書いておきましょう。

付属品が欠けていても、商品情報を書いたメモを一緒に送ることでスムーズな対応が望めます。

また、改造したミニカーを買取店に出す場合も、改造箇所やアピールポイントを書いたメモを入れると評価に繋がる可能性が高いです。

ただし、改造したミニカーを受け付けていないお店もあるので、カスタムした商品を査定に出す場合は、事前にお店の情報をチェックするようにしてください。

オモチャの買取に強いお店を使う

リサイクルショップやオモチャの買取店など、ミニカーを取り扱っているお店は意外と多いです。

しかし、買取対象になっているからといって高値で売れるわけでは無いため、お得に手放したいなら利用する店舗選びは重要になります。

リサイクルショップのように、ミニカーなどのオモチャの買取をメインにしていないお店は、オモチャ専門の査定士がいないため、正当に商品の価値を評価してもらえない可能性が高いです。

商品に見合った値段で買い取ってもらいたいなら、オモチャの買取に特化したお店を使うようにしましょう。

また、実店舗だとテナント費や人権費がかかるため、商品の買取価格も低くなる傾向があります。

ネットを窓口としている宅配買取店のように、無店舗経営のお店の方が浮いたコストを商品に還元してくれるので、高価買取を狙うならネットの買取店の利用も検討してみましょう。

ミニカーを買取に出した場合の相場価格を紹介

タミヤやタカラトミー、京商などミニカーを販売しているメーカーは様々ですが、いずれのメーカーでもミニカーを買取に出した場合、定価の30～45％程の値段が付けられることが多いようです。

商品によっては、定価の半分以上で取引されている物もありますが、大体4割前後の買取金額になります。

ミニカーの買取市場の需要はもちろん、商品のコンディションや付属品の有無によっても買取金額は変化するので、高値で売りたいならできるだけ綺麗な状態で査定に出すようにしましょう。

現在の買取価格で来年も売却できるとは限らないので、需要が下がってしまう前にミニカーを買取に出すのも高価買取のコツです。

プレミアが付いている物もある？

多くのミニカーは定価の4割前後で取引されるケースが多いものの、中にはプレミアが付いており、本来の販売価格よりも高値で買取されている物も少なくありません。

特に、タカラトミーから販売されているトミカはプレミアが付いている物が多い傾向があり、ホンダのシビック TYPE Rをモデルとする「トミカNo.54」は、定価が389円ですが現在の買取価格は1,500円が相場となっています。

他にも、トミカに限らず現在手に入りにくくなっているモデルは買取価格が上昇しているため、通常よりもお得に売却できる可能性が高いです。

古い商品だと値段が付きにくくなる印象を持っている人もいますが、商品の内容によってはプレミアが付いている物もあるので、手放す予定のあるミニカーならまずは査定に出して現在の買取金額を確認してみましょう。